英検®︎3級ライティングは自分の意見とその理由を英作文せよ!

3級受験者の中には「今まできちんとライティングをやったことがない」「どうやって英作文を書けばいいかわからない」という人もいると思いますが、3級のライティングは書き方さえ知っておけば、得点源になります。本記事では「ライティングって意外と簡単!」と思えるための英作文の書き方をお伝えします。

時間配分

筆記試験全体の解答時間50分です。ライティングを15分、リーディングを30分、見直しを5分の配分で解答するのが理想的でしょう。

ライティングの問題形式

1:与えられたTOPICについて自分の考えを書く

2:理由を2つ書く

3:1、2について、25字から35字を目安に書く

英作文を書く方法

英検3級のライティングは、書き方を知っているだけで、簡単に合格点が取れるのです。その書き方とは「自分の考えを書く→その理由を2つ書く」のプロセスで、できるだけミスをしないことです。

例文と一緒に、解答の書き方をみていきましょう。

TOPIC:What is your dream?

①与えられたTOPICに答える

まず大事なことは、本心や事実を書く必要はないということです。

与えられたTOPICに対して、もしあなたが科学者になりたいと思っていても、科学者を表わす“scientist”がわからなかったら、自分が書ける職業や将来像などを書くようにしましょう。また“scientist”がわかっていても、理由となる部分を書くのが難しい場合も、他の夢を書くようにした方が良いでしょう。

解答例:I want to be an English language teacher.

②理由を2つ書く

次に、理由を2つ書いていきます。①同様に、事実でなくても構いません。書きやすい内容で書きましょう。

1つ目の理由には“because”を用い、2つ目には“also”を用いると書きやすいです。“because”は文のはじめには使えないということに注意しましょう。“Also”は文のはじめに用いることができます。

解答例:I like English because I often watch American movies. Also, I like to teach my friends something new.

減点を避けるために気をつける3つのこと

(1)省略形を使わない。

ライティングの試験では、英作文を書く際のルールに従って省略形は使いません。日頃の癖で、つい省略形で書いてしまわないように気をつけましょう。I’mやdon’tの省略形は、I amやdo notと書くようにしましょう。

(2)三人称単数現在の−(e)sのつけ忘れに注意する。

文法事項のミスで多いのが、三人称単数現在の−(e)sのつけ忘れです。英検の英作文は基本的に現在形を用いるので、常に「主語は何人称?」と確認しながら書くようにしましょう。

(3)動名詞もしくは不定詞しか後ろにとらない動詞に注意する。

動詞の中には、目的語に動詞の〜ing形しかとらない動詞やto 不定詞しかとらない動詞があります。間違った使い方をすると減点になるので、しっかりと覚えておきましょう。

【動詞の〜ing形しかとらない動詞】
enjoy, give up, stop, practice, finish など

【to 不定詞しかとらない動詞】
decide, need, want, know, learn など

まとめ

「自分の考えを書く→その理由を2つ書く」のプロセスでライティングをすれば、しっかりと合格に繋がる英作文が書けるようになりますよ。本番に向けて、ぜひ練習を重ねてください!

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