2020年大学入試新テストに採用される英語民間4技能試験の認定要件が発表に

文部科学省は8日、2020年度に始まる大学入試新テストの英語について、利用できる民間の検定・資格試験の認定要件を発表しました。2017年12月中旬まで実施団体から応募を受け、大学入試センターが審査した後、2018年3月までに採用試験を公表するとしています。

新テストでは「読む・聞く・話す・書く」を測る英語民間4技能試験を活用することになっています。認定要件には、国内で2年以上実施され、大学入試でも活用された実績がある試験などが条件として挙がっています。また、受験機会の公平性を保つため、試験は原則として全都道府県で4月〜12月に複数回実施することや、経済的に困難な受験生への配慮も含まれます。

英語4技能試験を偏りなく評価できる試験の候補として、約7種類の試験の参加が想定されています。試験ごとに難易度や評価方法が異なるため、結果は「CEFR(セファール)」という国際的に定められた換算表を当てはめて6段階で表示されます。

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