TEAPのライティングセクションはTask A、Task Bの2問を70分間で解答します。本記事では、Task A、Task Bの両方で使えるテクニックを紹介します。
目次
テクニック 1:パラフレーズ(言い換え)に慣れる
Task Aの要約問題はもちろん、Task Bでも課題文からの文章を使いたい時は、文章を直接コピーして書いてはいけません。
文章を書く時は、課題文をパラフレーズ(元の文を他の言葉で言い換える)しましょう。以下でパラフレーズの方法を2つ紹介します。
課題文:
Now, in offices, more and more employees tend to use balance balls instead of chairs in order to maintain their health.
パラフレーズ後:
Recently, in the workplace, the number of employees who use balance balls rather than chairs for their health has been increasing.
①単語を換えてパラフレーズ
同意語や類義語を使い、単語を置き換えます。
now→recently, these days
office→workplace
instead of→rather than
②表現を換えてパラフレーズ
同じ意味でも違う表現を使って、文章を置き換えます。
more and more→the number of …. is increasing
テクニック2:Task Aは「段落ごとのまとめ」で要約しよう
Task Aでは、課題文を1つの段落に要約します。課題文は以下の4つの段落で構成されています。
1.序論
2.意見1
3.意見2
4.一行程度の結論
要約は4〜6行で作成するので、課題文の各段落をだいたい1行ずつに要約していけば、回答を作成することができます。
要約は以下の流れで書くことをオススメ利ます
・1行目=課題文のテーマ(序論の最後のセンテンス)
・2行目=意見1を一言で言うと(2段落目の最初のセンテンス)
・3行目=意見1の理由(2段落目の2行目からのセンテンス)
・4行目=意見2を一言で言うと(3段落目の最初のセンテンス)
・5行目=意見2の理由(3段落目の2行目からのセンテンス)
文章を書くときは括弧内で述べたセンテンスをテクニック1で紹介した方法を用いてパラフレーズをして書きましょう。
テクニック 3:Task Bは「段落ごとの内容」を決めておく
Task Bでは複数の文章・図表から問題点と解決策を読み取り、それに基づいて自分の意見を述べる力を求めます。まずは、2~4行から成る段落を4つ作ることを目標とします。
以下の形でエッセイを構成しましょう。
1段落目:
課題文のテーマと表のまとめを書いてください。1行目にテーマを書き、後の2,3行で表の数字や、グラフから読み取れる情報をまとめて書きましょう。
2段落目:
課題文のテーマに対する意見1を書きます。1行目に誰が、どんな意見を言っているのかを書き、後の2,3行で意見をサポートする理由をテクニック1で紹介した方法を用いて書いてください。
3段落目:
課題文のテーマに対する意見2を書きます。2段落目と同じように、1行目に誰が、どんな意見を言っているのかを書き、後の2,3行で意見をサポートする詳細をテクニック1で紹介した方法で書きましょう。これらの意見はそれぞれ別々の資料として、インタビュー形式の記事だったり、手紙やemailという形式で問題文に載っています。
4段落目:
自分の意見を書きましょう。In my opinionや、I think、I believeを使い、自分の意見をこの段落に書いてください。
まとめ
今回ご紹介した3つのテクニックはいかがでしたでしょうか。Task AもTask Bもそれぞれテンプレートを使いエッセイを構成することをおすすめします。またパラフレーズが出来るように、普段から単語やイディオムの類義語や同義語を調べるようにしましょう。