【留学希望者必見】大学選びのポイントは留学者派遣数と提携数にあり!

pexels-photo-54539

あなたがあなたらしくなれる大学へ

学生の皆さんにとって大学は「通過点」のひとつです。偏差値だけでなく、その大学で何を学べるのか理解した上で大学選びをする事が重要ではないでしょうか?

留学希望者の方には是非、各大学の「留学者派遣数」「海外大学提携校数」をチェックした上で大学選びをすることをお勧めします。皆さんが大学在学中に留学できる可能性を広げる手立てになるはずですよ。

今回は留学を考えている学生の皆さまにお勧めしたい、留学生の派遣に力を入れている大学10校をご紹介します!


大学別留学生派遣数をチェック!

こちらは独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)が毎年調査を行っている、協定等に基づく日本人学生留学状況調査結果(平成26年度版)をもとに作成したランキング表です。
※10位以下は独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)HPでご覧ください。

留学派遣数が最も多い大学は「関西外国語大学」、僅差で早稲田大学が2番目に多い、という結果になっています。また、大学区分で見ると、私立大学が留学生を多く派遣しているという結果となりました。

大学別留学生派遣数ランキング

順位 学校名 国公私 派遣数(人)
1 関西外国語大学 私立 1,844
2 早稲田大学 私立 1,826
3 立命館大学 私立 1,299
4 関西学院大学 私立 882
5 同志社大学 私立 826
6 明治大学 私立 793
7 上智大学 私立 755
8 慶應義塾大学 私立 734
9 関西大学 私立 706
10 中央大学 私立 666

各大学の特色を見ていこう!

関西外国語大学

関西外国語大学は「国際人育成」を目指しています。
54カ国・地域、383大学と提携(2016年5月現在)

HPには先輩方の留学体験記が数多く掲載されています。
留学プログラムだけでなく、他国からの留学生との交流プログラムも充実していますよ。

早稲田大学

早稲田大学は、現在アジア地域の大学との連携を深めています。
84カ国・地域、482大学と提携(2016年5月現在)

提携校数は圧倒的。留学プログラムも多数用意されており、
あなたにピッタリのプログラムが見つかるかもしれませんね。

※【早稲田大学】英語4技能試験を活用した入試方法をチェック!

立命館大学

立命館大学では、「国際相互理解を通じた多文化共生の学園」の確立を目指しています。
64カ国・地域、435大学と提携(2015年5月現在)

全学に提供されるプログラムだけでなく、学部・教育機関が独自に行う留学プログラムもありますよ。志望学部が決まっている方は是非チェックしてみて下さいね。

関西学院大学

関西学院大学は、平成26年度文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」事業のタイプBに認定されました。
38カ国・地域、170大学・期間と提携(2014年12月現在)

今後とも学生の派遣・受入ともに質量両面で留学プログラムの拡充を進め、海外派遣校への派遣日本一を目指すそうです。

※【関西学院大学】英語4技能試験を活用した入試方法をチェック!

topkwn

4skills独自に関西学院大学、高大接続センターの尾木様にインタビューを行いました。
関西学院大学では、どんな英語教育が行われているのか詳しくご紹介していますよ。

インタビュー記事はこちら

同志社大学

同志社大学の創設者である新島襄は日本人として初めて欧米の高等教育機関から学位を取得した人物であり、世界を知る大切さを説いた人物でもあります。
34カ国・地域、138大学と提携(2015年8月現在)

独自のテーマでグローバル化が進む世の中についてセミナーなども開催していますよ。

明治大学

明治大学は「世界に開かれた大学」を目指しています。
40カ国と地域、220大学(学部間協定など含む)と提携(2013年8月現在)

HPには「留学の手引き」など、留学に関する資料がわかりやすく掲載されています。
海外大学への留学だけでなく、海外ボランティアやインターンのプログラムも用意されていますよ。

※【明治大学経営学部】英語4技能試験を活用した入試方法をチェック!

明大経営学部

4skills独自に明治大学経営学部の山下教授にインタビューを行いました。
明治大学では、なぜ経営学部だけが英語4技能試験を活用しているのでしょうか。

インタビュー記事はこちら

上智大学

上智大学の3 つの「価値」の1つに”Global Competence(グローバル対応能力)”があげられています。ただ外国語によるコミュニケーション力の会得ではなく、異なる文化を理解し、問題解決ができる人材の育成を目指していますよ。
53カ国と地域、272大学と提携(2016年6月現在)

新規海外短期プログラムのアイデアを学生から募集するなど、留学生派遣への積極的な取り組みが見られます。

※【上智大学】英語4技能試験を活用した入試方法をチェック!

慶應義塾大学

創立者である福澤諭吉は青欧米視察の中で学びを得ました。そのため「国際交流」を慶應義塾大学の原点であると考え、積極的な留学生の派遣と、学生の受け入れを行っています。
30カ国と地域、126大学と提携(2017年派遣先大学より)

現在、慶應義塾大学には英語による授業が300以上(語学を除く)あります。日本にいながらも国際的な教育を受けることが出来ますね。

関西大学

関西大学では海外拠点の設置や国際協力セミナーの開催など「世界に開かれた大学」を目指し、教育システムの国際化に取り組んでいます。
35カ国と地域、98大学と提携(2015年12月現在)

関西大学国際部による海外学び情報サイト「SANKUS」の運営など、留学希望者の支援も充実していますよ。

関大外語 完成

4skills独自に関西大学外国語学部の竹内理学部長にインタビューを行いました。
1年間の留学が必須とされる外国語学部には、英語4技能を維持・向上させるような環境がありました。

インタビュー記事はこちら

中央大学

中央大学では国際連携推進機構を設置し、世界的に存在感のある多様性を持った大学を目指しています。
33カ国と地域、153大学と提携(2015年12月現在)

海外で活躍するOB・OGの方が白門会海外支部として、留学や海外での就職についてアドバイスを行っています。実際に経験された方や現地で活躍されている方とお話しできる機会がある事は非常に嬉しいですね。

※【中央大学】英語4技能試験を活用した入試方法をチェック!


各大学の提携国・地域大学の数を比較してみよう

留学派遣数の多い大学、上位10校の特色をご紹介しましたが、行きたいと思える大学は見つかったでしょうか。ですが、まだ志望校を決めるのは早いですよ?!

以下の表をご覧ください。

大学別提携国・地域数ランキング

順位 学校名 国公私 国・地域
1 早稲田大学 私立 84
2 立命館大学 私立 64
3 関西外国語大学 私立 54
4 上智大学 私立 53
5 明治大学 私立 40
6 関西学院大学 私立 38
7 関西大学 私立 35
8 同志社大学 私立 34
9 中央大学 私立 33
10 慶應大学 私立 30

こちらは上位10校の提携国・地域数ランキングです。留学派遣者数の順位と比較すると変化がありますね。留学派遣者数が1番多かった関西外国語大学は3位となっています。つまり、留学派遣者が多くいる=色んな国の大学と提携しているというわけではないということです。

さらに、以下のランキング表もご覧ください。

大学別提携大学数ランキング

順位 学校名 国公私 大学数
1 早稲田大学 私立 482
2 立命館大学 私立 435
3 関西外国語大学 私立 383
4 上智大学 私立 272
5 明治大学 私立 220
6 関西学院大学 私立 170
7 中央大学 私立 153
8 同志社大学 私立 138
9 慶應大学 私立 126
10 関西大学 私立 98

こちらは留学派遣者数の上位10校の提携大学数ランキングです。1位の早稲田大学と2位の立命館大学の提携校数の多さには圧倒されますね。

提携国・地域数ランキングと比較してみると、提携国・地域数ランキングでは9位にランクインしていた中央大学ですが、提携大学数では7位にランクインしています。


行きたい国と大学を軸に大学を選ぶ

冒頭で「学生の皆さんにとって大学は「通過点」のひとつです。偏差値だけでなく、その大学で何を学べるのか理解した上で大学選びをする事が重要ではないでしょうか?」と述べましたが、特に留学を目指す学生の皆様には、大学の偏差値だけでなくその大学で自分がどのように留学し、目標を達成できるのかを意識して大学選びをしていただきたいと思います。

本文で取り上げた3つのランキング表を見てわかっていただけたかと思いますが、留学派遣者数の多さと提携数は等しい関係にありません。行きたい海外大学や行きたい地域が既に決まっている方は数字だけをみるのではなく、詳細をしっかり見てから志望校を決めてはいかがでしょうか。

この記事を誰かに共有する