英語や国語が他の教科にくらべて「わかる」「できる」実感が低くなる理由としては、「何をどれだけ身につければよいのか」がはっきりしていないためです。もちろん、国語の場合ならば漢字や文法事項などのような習得すべき事項をあげることはできますし、英語の場合も単語や熟語、文法事項などを数え上げることはできます。
なぜできる実感が少ないのか?
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英語や国語が他の教科にくらべて「わかる」「できる」実感が低くなる理由としては、「何をどれだけ身につければよいのか」がはっきりしていないためです。もちろん、国語の場合ならば漢字や文法事項などのような習得すべき事項をあげることはできますし、英語の場合も単語や熟語、文法事項などを数え上げることはできます。
前回取り上げた日韓高校生の英語力比較分析では、韓国では小学校低学年から英語教育が重視されていて、特にヒアリングとスピーキングに力点を置いていること、小学校から高校までを通じて学ぶ語彙数や英文の質や量について日本とは大きな差があること、また日本の英語授業にくらべて、韓国での授業ではより積極的に「英語による授業」が行われて
スーパグローバル大学(SGU)に指定されている広島大学が、2019年度入学入試において全学部で外部英語試験を活用することになりました。大学入試センター試験を利用する一般入試前期日程・後期日程、AO入試総合評価方式Ⅱ型及び推薦入試のすべての募集単位で活用することができます。
実は英語教育を重視する動きは既に始まっていて、たとえば文科省は2013年から施行された現在の高等学校学習指導要領において、高校では「英語の授業は英語で行うことを基本とする」という方針を明示しています(*1)。また、中学校についても、2018年度より同様の方針を適用することになっています(*2)。
*1「高等学校学習
2020年度から適用される予定の新しい「学習指導要領」の編成作業が大詰めを迎えています。その詳細は2016~17年度中に発表される予定で、発表される内容に応じて新しい教科書を編集したり、学校ごとの教育課程を改変する作業が始まります。日本の大部分の学校にとって、この「学習指導要領」は自校の教育をこれからどうしていくかを
2020年から政府の「学習指導要領」が改訂されることをご存知の方は多いと思います。この改訂により、変革を迫られているのは生徒だけではありません。小学校から高校までの教育全体が変わることにより、先生方、教育関係者も変化に適応する必要があります。
大きく分けて4タイプ!英語4技能試験の高校入試優遇の内容を具体例とともに、タイプ別解説します。どの試験を受けようか迷っている人も必見です。
4技能はゴールではありません。私たちはそもそもこの問題がどうして生じてきたのかという原点に立ち戻って、「本当のゴール」を見失わないようにしなければなりません。