2020年新テスト、国大協が「英語民間4技能試験」活用指針案を公表

国立大学協会(以下、国大協)は8日、2020年度より始まる「大学入学共通テスト」で利用される英語民間4技能試験について、成績活用法の指針案を示しました。

対象となるのは大学入試センターが認めるすべての英語民間4技能試験です。指針案の詳細は、成績が一定水準を満たしていることを各大学の二次試験の出願資格とする、23年度まで併せて実施されるマークシート式の試験の得点に加点することなどが基本となっています。

<対象>
大学入試センターが認めるすべての英語民間4技能試験

<指針案>
・成績が一定水準を満たしていることを各大学の二次試験の出願資格とする
・23年度まで併せて実施されるマークシート式の試験の得点に加点する

今回示された案では加点について、配点比率などは各大学で定めるが、受験生や高校現場への影響に配慮し「英語全体に占める民間試験の比重について適切なものとなるよう考慮する」と明記されています。

国大協は、4月以降に加点の具体的方法などについて最終決定を示す予定です。

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