前回、たなしょうはベッティから英語を「聞く力」と「読む力」の勉強方法を教わっていましたね。
今回は前回約束していた「書く力」の鍛え方、また「話す力」についての勉強方法も教えてくれるようです。
お!噂をすれば、たなしょうとベッティがカフェで話していますね。
留学せずに英語を書く・話す力を鍛える方法
翔ってば!
ごめんごめん、podcastで英語のニュースを聞いてたんだよ!
「スキマ時間はpodcastを聞く」って習慣づけるためにさ!
ところで、この前途中だったことだけど……。
英語を「書く力」を鍛える
ちなみに翔は、「書く力」を鍛えるためにどんなことをしてるの?
それと、自分ひとりで書いても本当に文法とかスペルが合っているのかわからないから書きっぱなしで終わっちゃうんだよね。
いくらなんでもそれは盛りすぎでしょ。
でも、一人でどうやればいいのさ?
そうすれば、自分が言いたいことが伝わりやすい文章にする練習になるわ。
一文日記に慣れてきたらこの核になる一文に、もっと詳しい関連情報を盛り込んだ文を加えて、段々長い文章を書いていけばいいわ。
確かにその方法なら挫折せずに続けられそうだ!
でも日記だけだと同じようなことばかり書きそうだよ。
あとはGrammarlyっていうアプリを入れれば、スペルミスから文法ミスまで指摘してくれるわ。
でも、そのアプリだって完璧じゃないだろ?
なんて頼めばいいかな?
聞いておいた方がいいポイントは、さっき翔が悩んでいた3点ね。正しい文法を使えているか、スペルは合っているか、それと自分の一番伝えたいことが伝えられているかの3点ね。
日本語で考えたことを上手く英語にできていない場合もあるから、伝えたいことが伝わっているかは要注意ね。
I would like you to check spelling, grammar, and whether my opinion is easy to understand.とかかしらね。
英語を「話す」力を鍛える
でも、いつもあなたと一緒にいる人がいるじゃない。
英語が話せないことの大きな原因の一つは、失敗が怖いと思ってしまうことなの。
この前の翔もそうだったんじゃない?
もうちょっと英語で話すことに慣れてたら何かしら言えたかも。
独り言なら誰からもジャッジされないから恥ずかしい思いをしなくてすむわ。
私もはじめの頃は英語のほうが得意だったから、日本語を話すのが恥ずかしくてなかなか上達しなかったの。
ちなみにどういう独り言を言ってたのさ?
「宿題やらなきゃいけなかったんだ!」とか頭に浮かんだことを日本語でブツブツ話してたわよ。
間違いを気にせず話せるのは良いんだけどさ、その間違いがそのままになってしまうのは問題なんじゃない?
そうすれば実践的な会話の練習になるし、文法の間違いも指摘してもらって正しい表現を学べばいいわ。
でもそういう環境がない人にはとっておきの方法があるの!
ALTの先生だったり、オンライン英会話の先生に「この表現の仕方は正しいですか?」って聞いてみるの。単語帳や文法書を丸暗記するよりも、会話の中で覚えたほうが記憶に残りやすいわ。
今回のおさらい
英語力をアップさせるためにどんな対策方法よりも大切なことは、「継続すること」。
今回ベッティが教えてくれた「書く力」と「話す力」の鍛え方を継続して、英語力を向上させましょう!
書く力
・Grammarlyをインストールして、ワードやスマホのメモ帳に日記を書く
・他の人が書いた文章を読んだり、日記を読み返したりする
・ALTの先生やオンライン英会話を利用して、日記を添削してもらう
話す力
・頭の中で英語を発音する
・独り言を言う
・ALTの先生やオンライン英会話の講師に聞いてもらい自然な英語になるよう指摘してもらう
・使い方が正しいかわからない文法やフレーズに出会うたびに調べる
【過去記事】
第1話「わかっちゃいるけど、始められない」のはなぜ?
連載第2話「できないのは、根性がないからか?」
連載第3話「興味がないことを勉強するには?」
連載第4話 勉強の「効率」にこだわるのは間違い?
連載第5話「集中を維持できる、ブロック式勉強法とは?」
連載第6話「休憩がいらない?ブロック式勉強法の特徴とは」