英語の達人8名に聞いた「英語4技能試験対策」の共通点とは?

いきなりですが、みなさんに質問です。
「 紅鶴 」

この漢字読めますか?

正解は

「フラミンゴ」です。

赤い鶴、と読むと納得できそうですよね。皆さんに「想像からギリギリ読めた」言語力が備わっている理由は、普段から日本語に触れているからです。

では、こちらはどうでしょう。
“retrospective”

レ、レ、レト?何のこと?戸惑いそうですね……。”retrospective”は「回顧的な」という意味です。この単語をよーく見ると”retro”が入っていますね。そう、レトロ。なんだか見慣れた単語ですね。あともう一息”spec”が「見る」であることに気づければ、回顧的とは知らなくても、なんとなく意味はわかりますね。

昨今の難関大学や医学部入試の英語は、このような難しい単語が飛び交い、難化しています。では、その難しすぎる試験で何を見ているのか、それがまさに「一昼夜でなんか身につかない圧倒的英語力」なんです。

「きっと留学とかが有効なんでしょ?時間もお金も足りないよ……」と思っている皆さんに朗報です。4skillsでは、今までたくさんの英語の達人にインタビューしてきました。英語の達人の学習方法を読んでいくと、そこにはある共通点がありました。周りに圧倒的差をつけるための学習方法の鍵となるその共通点を探しに、ぜひインタビューを読んでみてください。

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TOEIC伝道師千田潤一は語る「英語試験の4技能化は当然の流れ」

リスニングは歩くこと、スピーキングは走ること
千田さんによれば、日本では「沈黙は金」といわれますが、グローバル社会においては「沈黙は禁」と言い切るほどスピーキングが英語学習を支えると言います。

米Appleを経て英語学校を創立 松井博の「英語4技能の習得に必要なもの」

英語4技能習得のポイントは、3つ。そしてコツは、1つ。
松井さんは、大切なのは「しつこさ」と言います。具体的な学習方法が導くのではなく、追いかけ続けるその姿勢こそが英語学習の基本だといいます。

文科省の向後秀明に聞く、中・高英語教師に求められること

スピーキングに力を入れると試験の点数が下がるという誤解
向後秀明さんは、読解だけをやってきた人には本来の言語の感覚が身につきづらいと言います。急がば回れの4技能学習方法を紹介します。

「日本人のちょっとヘンな英語」デイビッド・セイン氏インタビュー

感情のない英語を学ぶ日本人
「日本人のちょっとヘンな英語」著者デイビッド・セインさんが気になるのは、感情がない英語を学ぶ日本人。地理や歴史と同じように暗記する英語ではなくキャッチボールする英語を学習すべきだと言います。

「2020年、英語の津波が来てからでは遅い!」純国産同時通訳小熊弥生さん

英語って何のために学んでいるんですか?、話すためですよね?
小熊さんは自分自身を崖っぷちに追い込むことで「やらなければならない」状況にするそうです。それは自分の意識一つで出来ることであり、お金がかからないからだそうです。

「英語はもともと4技能!」NHKラジオ基礎英語2講師阿野幸一教授

問題演習だけでは点数は伸びない
【目指せTOEIC730点】といった問題集を持ってくる生徒には「まずその問題集をやめなさい」と伝えるほど自らが使う英語に向き合うことを重視する阿野幸一さん。受験する前に一番大切なのは、英語体力をつけることです。

山田暢彦が語る、4技能で勉強した方が短時間で英語を習得できる

「英語ができないのは、自分がいけないからだ」と思わないこと

「英語らしさ」から逃げないこと。真正面から向き合って吸収することで、よりラクに、より自然に使えるようになるために、英語学習の秘訣を山田暢彦さんにお伺いしました。

独学の同時通訳者・横山カズの「自分を主人公にする英語」

自分を主人公にする英語学習とは
4skills初、2回のインタビューをさせていただいた横山カズさん。「思う」ことが「話す」よりも多いことに気づいた時、その思う力こそが英語学習につなげられると気づいたと言います。


最後に

英語の達人の学習方法の共通点、もうわかりましたね?答えは「アウトプット」です。アウトプットが皆さんの英語学習を助けると信じています。

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