前回4skillsライターが実際に受験した英検CBT®️準2級の結果発表を見てみましょう!
4skillsを運営する弊社ベストティーチャーの英検®️対策コースでは、一人では対策の難しいライティングやスピーキングも、英検®️対策に精通した講師からアドバイスとフィードバックをもらいながら、対策することができます!
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結果発表
結果は、試験日から約2週間後に発表されました。申し込み時に登録したメールアドレスに、英検から成績発表の通知メールが届きます。届いたメールの「英検合否結果確認URL」をクリックし、英検IDとパスワード(申し込み時に登録したもの)を入力しましょう。
いざ、結果発表です……ドキドキ…………
やった!!!合格しておりました!一安心です!
個人成績表について
「試験受験結果」の下には「大問別正答数・出題のねらいと学習アドバイス」も記載されていました。画像はリーディングのものです。このように、どの大問で点数を落としたのかを「出題のねらい」「アドバイス」と共に伝えてくれます。
また、試験受験結果の右上に記載されているのは「英検CSEスコア」です。
「英検CSEスコア」とは、英検の成績をユニバーサルな尺度で計るために新たに開発された指標です。英検CSEスコアの見方について詳しく知りたい方は読めば一発でわかる!英語の学習意欲を高める「英検CSEスコア」とは?をご覧ください。
合格証書について
WEBで成績発表が行われた数日後に、自宅に合格証書が届きました。英検の紙封筒に入った英検CBTの合格証書と個人成績表は、紙媒体の英検で受け取れるものと同じものでした。
結果を受けての感想
次に、私の「英検CBT個人成績表」を掘り下げていきましょう。技能別正答数(得点)は以下の通りでした。
技能 | 得点/配点 |
---|---|
リーディング | 37/37 |
リスニング | 29/30 |
ライティング | 15/16 |
スピーキング | 24/33 |
リーディング満点は素直に嬉しいですね。リスニングは何を間違えたんでしょうか……悔しいです。
リーディングとリスニングは前回で述べたように、紙で受ける英検と問題形式や注意点に違いはありません。そのため、今回は英検CBTならではの注意点がある、ライティングとスピーキングの2つの結果に焦点を当てていきたいと思います。
①ライティング結果と対策法
私のライティング大問別正答数は以下の通りでした。
大問番号・出題形式 | 正答数/問題数 | 出題のねらい |
---|---|---|
大問5 英作文 | 3点/4点 | 課題で求められている内容が含まれているか |
構成 | 4点/4点 | 英文の構成や流れが分かりやすく論理的であるか |
語い | 4点/4点 | 課題に相応しい語いを正しく使えているか |
文法 | 4点/4点 | 文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか |
実は私、前回説明した文章の構成(自分の意見を再主張)を使いませんでした。そのため「もっと点数が引かれるだろう」と思っていたので、正直驚きです。
採点側は必ずしも文章の構成(型)に重きを置いておらず、「筋が通った文章であるか」や「適切に質問に答えた文章であるか」というところを見ているような気がします。
この結果を踏まえ、ライティングで注意するべきポイントは以下の2つです。
①理由とともに質問の要求に適切に答える
②論理的に文章を構成する
論理的な文章になっていれば、全てをテンプレート通りに書く必要はありませんでした。しかし、構成も採点基準に含まれているので、内容のもれを防ぐ意味でも決まったテンプレートを意識して書いた方が無難でしょう。
英検準2級ライティング対策についてさらに詳しく知りたい方は以下記事をご覧ください。
②スピーキング結果と対策法
問題はスピーキングです。個人成績表を見ると、他に比べて圧倒的に点数が引かれていましたね。私のスピーキング大問別正答数は以下の通りでした。
大問番号・出題形式 | 正答数/問題数 | 出題のねらい |
---|---|---|
音読 | 5点/5点 | 英文の内容がきちんと伝わるように、個々の単語の発音や意味の区切りなどに注意して読むことが求められます |
Q&A | 16点/25点 | 与えられた情報を理解した上で、適切な表現を使って答えることや自分の考えを論理的に述べることが求められます |
アティチュード | 3点/ 3点 | 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度が求められます |
受験後の感想としては、適切な表現を使ってある程度解答はできたと思っていました。1問だけ時間を気にせず解答していたら時間内に喋り終わらなかった問題がありました。それですかね……。
時間内に終わらないということは、必要のないことまで喋っていた可能性があります。その分論理的な解答になっていなかったのかもしれません。程度は違っても、他の設問でも同じような解答になっていたかも。反省点ばかりです(笑)。
どのような質問をされるのかを把握し、それぞれの質問に時間内で簡潔かつ論理的に答える練習をもっとするべきだったなと思いました。
この結果を踏まえ、スピーキングで注意するべきポイントは以下の2つです。
①時間制限を気にしながら解答する(必要最小限の情報に限定する)
②論理的な解答を心がける
③「もう一度聞いてやり直す」ボタンを使う
「時間制限以内に解答できない!」「解答がまとまらない!」と思ったら焦らず「もう一度聞いてやりなおす」ボタンを押しましょう。私も「もう一度聞いてやりなおす」ボタンも何度か使いました。
論理的な回答を作るのに必要なのは「答えを準備する時間」と「適切な理由/根拠を述べた文章」です。
スピーキング対策について詳しく知りたい方は以下記事をご覧ください。
まとめ
本シリーズでは4回の記事に分け、英検CBT受験についてお伝えしました。実際に受験した感想としては「新鮮だった」の一言に尽きます。私が受験生だった頃は、英検は紙で受け、2次試験の面接があるというのが普通でした。
英検CBTは、1日で4技能をコンピュータで受験するので、新たな注意点が多々あります。変わっていく英語教育の時代に合わせて、英検も進化していくのだなと感じました。
そして、私の受験体験記が少しでも皆様の英検CBT受験に役立つことを願っております。ありがとうございました!
また、一人での試験対策に不安を感じている方は必見!オンライン英会話ベストティーチャーの英検®対策コースではこれまで数々の受講生を合格に導いた講師と共に対策ができます。
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出典元:日本英語検定協会
※英検®及び英検CBT®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。