「英検3級の二次試験ってどんな質問をされるんだろう。」
「英語で面接することが初めてで、質問に答えられるか不安。」というあなた!
この記事ではそんなあなたに向けて本番の流れに加え、実際の面接で聞かれる質問を想定した練習問題を掲載しています。
充分な事前シミュレーションを行い、英検3級取得を目指しましょう!
英検®️3級二次試験の流れ
① 受験票を受け取り、控え室で記入
② 係の案内に従い入室
③ 着席(面接官から許可されるまで着席しないようにしましょう)
④ 面接官へのあいさつ(氏名、受験する級の確認)
⑤ 面接官から問題カード(英文とイラストが印刷されたカード)を受け取る
⑥ 問題カードに書かれた文章を黙読 → 音読
⑦ 5つの質問
No.1 文章に関する質問
No.2 イラストに関する質問
No.3 イラストに関する質問
〜ここで問題カードを裏返すよう指示される〜
No.4 受験者自身に関する質問
No.5 受験者自身に関する質問
練習問題
今回練習するのは前回に引き続き、面接で聞かれる5つの質問のうちの No.2と3にあたる「イラストに関する質問」です。
前回の記事ではイラストに関する質問の中の「誰が」「何をしているか」を尋ねる問題を練習しました。
一方、今回は「誰が(何が)」「どこに」「何人いるか(何個あるか)」といった形式の問題を練習します。これらはよく出題される問題パターンなので重点的に練習しておくとよいでしょう。
それではさっそく、以下の写真を見ながら質問例と解答例を確認しましょう。
本番の面接では問題カードにイラストがプリントされていますが、本記事ではイラストではなく写真を使用しています。
問題1.
▶︎質問例
How many glass cups are there on the table?
(テーブルの上にはガラスのコップがいくつありますか?)
▶︎解答例
There are two glass cups on the table.
(テーブルの上にはガラスのコップが2つあります。)
問題2.
▶︎質問例
Where is the painting ?
(絵はどこにありますか?)
▶︎解答例
It is on the wall.
(それ(絵)は壁にあります。)
【解答する際のポイント】
①単語ではなく文で答える。
たとえば問題1の場合、”two cups” や “two glass cups” だけでは充分な解答となりません。”How many glass cups are there on the table?” と聞かれているので、「何が」「どこに」「何個あるか」を意識し、解答例のようなまとまった一文で答えることができれば問題ないでしょう。
②疑問詞に注意して質問を聞く。
面接では、当たり前ですが「何を聞かれているのか」が分からないと正確に答えることができません。
ここで重要になるのが疑問文の頭に登場する「疑問詞」です。
英語は大事なことを先頭に置く言語なので、文頭をしっかり聞き取ることができれば、後に続く文の理解に大きな助けとなるでしょう。
〜ちなみに〜
英語の主な疑問詞の総称として “5W1H“という言葉があります。これは、「When(いつ)」「Where(どこで)」「Who(誰が)」「What(何を)」「Why(なぜ)」「How(どのようにして)」の頭文字をとったものです。
この考え方はスピーキングだけでなく、その他リーディング、ライティング、リスニング全ての力を鍛えるために使えるので覚えておくと便利です。
まとめ
いかがでしたか?英語で行う面接のイメージが少し掴めたでしょうか?
これまでの内容をまとめると、今回練習した「イラストに関する質問」は….
・面接官から渡される問題カードのイラストについて答える問題である。
・No.1~5の5つの質問のうちNo.2,3にあたる。
・解答する時は、
① 単語ではなく文で答える。
② 疑問詞に注意して問題を聞く。
となります。また、面接は口頭で行われる試験なので事前練習の段階から
「口に出して練習する」ことが何よりも大切です。
同じ文章を繰り返し口に出すことで、内容が確実に脳に定着していきます。事前にシミュレーションを行い、リラックスして本番に臨むことができれば、きっと良い結果に繋がるはずです。皆さんの合格を応援しています!
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