英検®︎志願者数は年間約340万人に、入試活用も追い風

日本英語検定協会が実施する英検®️テストファミリーにおきまして、2016年度の総志願者数の集計結果が発表されました。総志願者数は3,393,520人で前年度より168,162人増加しました。この結果より、英検®️の需要が高まっていることが明らかとなりました。

英検®︎テストファミリーとは

日本英語検定協会は、昨今の我が国の英語教育の改革に迅速に対応すべく、2014年度に、一般財団法人日本生涯学習総合研究所と、国際基準規格のCEFRと関連性を持たせた、ユニバーサルなスコア尺度 「CSEスコア」を共同開発いたしました。以降、大学や高校入試に活用いただけるレベルまで精度向上を図り「英検®️」と「英検IBA®️」「英検Jr.®️」の成績表に「CSE スコア」を表記しております。

これにより英語学習者は「英検®️」「英検IBA®️」「英検Jr.®️」と異なる試験を受験しても「CSEスコア」を統一尺度とし、英語力の伸長度を経年で把握できるようになりました。こうした背景から2014年に「英検®️」「英検IBA®️」「英検Jr.®️」それぞれの検定試験を「英検®️テストファミリー」としてブランド統一を図り、ロゴや名称等を統合したリブランディングを行いました。

出典元:日本英語検定協会ホームページ

2016年度の総志願者数増加の要因(日本英語検定協会による仮説)

①訪日外国人観光客の増加などを背景としたインバウンド人材育成や、グローバル化に向けた人材育成などの必要性が強く認識され、全世代で英語学習熱の高まりがみられること。

②文部科学省の掲げる目標※1に向かって各自治体や学校においても、公費補助の拡大、独自の高い目標設定など様々な改革が実施され、英語学習目標の進捗や達成度を測る目安として英検®️テストファミリーの活用が推奨されているとともに、学校の英語教員の先生方の学習指導に活かされていること。

③文部科学省が推進する大学入試改革の方向性に合わせ、各大学において、入試に4技能(「読む」・「書く」・「聞く」・「話 す」)を評価できる、実用英語技能検定を始めとする外部の資格・検定試験の導入が加速していること。

④新学習指導要領に定められた小学校英語の教科化に伴い未就学児童も含めた早期英語学習が活発になっていること。

⑤「英検IBA®️」で判定された級レベルや「CSEスコア」、オンライン学習プログラム「スタディギア for EIKEN」の活用により、「実用英語技能検定」の目標級が明確となり、実力に適した級の資格取得に向けて受験に挑戦する中・高校生が増えていること。

※1「第2期教育振興基本計画(平成25年度〜29年度)」において、中学校卒業段階で実用英語技能検定3級以上、高校卒業段階で準2級〜2級程度以上を達成した中高生の割合を50%以上にすることを達成目標とするほか、中学校・高校の英語教員において、備えておくべき英語力の目標値として、「実用英語技能検定準1級以上」が表記されている。
http://www.mext.go.jp/a_menu/keikaku/detail/1336379.htm

引用先:日本英語検定協会ホームページより

※英検®、英検IBA®️、英検Jr.®️は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

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