【速報】「大学入学共通テスト」英語検定試験の活用方針の追加案

文部科学省は25日、2020年からセンター試験に代わって始まる「大学入試共通テスト」での英語検定試験の活用に関しての検討会議を開きました。その中で、「大学入学共通テスト」での英語検定試験の扱いに関する追加案の方針を示しました。今回の方針は現役高校生、既卒生、海外留学者に関わることで、以下は追加案の要点をまとめたものです。


現役生の扱い

これまでの共通テストの活用方針では、現役生の場合、高3の4~12月に取得した英語検定試験のスコアのみ提出が認められていました。

今回の追加案のまとめによると、以下2つの条件に当てはまる場合は、高校2年に取得したスコア提供も認められる方針です。

【条件1】
①非課税所得世帯であるなど経済的に困難な生徒
②離島、僻地に居住または通学している生徒
【条件2】
①または②をクリアし、かつ(高2時に)B2以上を有しており、校長が認めた生徒

既卒生の扱い

現役生以外に関しては、当年度の受検した結果2回に加えて、(受験年度の)前年度の結果の提出が認められます。そのため、既卒生は前年度分を含めると4回分の成績の提出が認められることとなります。

海外留学生の扱い

高3の4月~12月まで海外に在住していた人に関して、現地で英語検定を受験した成績がある場合、(大学入試活用で認められている)英語検定試験と同種同名の試験であれば、海外で受検した試験の成績の提出が認められます。

 

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