前回取り上げた日韓高校生の英語力比較分析では、韓国では小学校低学年から英語教育が重視されていて、特にヒアリングとスピーキングに力点を置いていること、小学校から高校までを通じて学ぶ語彙数や英文の質や量について日本とは大きな差があること、また日本の英語授業にくらべて、韓国での授業ではより積極的に「英語による授業」が行われて
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生徒の英語力の実態は?
実は英語教育を重視する動きは既に始まっていて、たとえば文科省は2013年から施行された現在の高等学校学習指導要領において、高校では「英語の授業は英語で行うことを基本とする」という方針を明示しています(*1)。また、中学校についても、2018年度より同様の方針を適用することになっています(*2)。
*1「高等学校学習
学校教育で重視される英語力
2020年度から適用される予定の新しい「学習指導要領」の編成作業が大詰めを迎えています。その詳細は2016~17年度中に発表される予定で、発表される内容に応じて新しい教科書を編集したり、学校ごとの教育課程を改変する作業が始まります。日本の大部分の学校にとって、この「学習指導要領」は自校の教育をこれからどうしていくかを
【予告編】教育者のための英語4技能教室
2020年から政府の「学習指導要領」が改訂されることをご存知の方は多いと思います。この改訂により、変革を迫られているのは生徒だけではありません。小学校から高校までの教育全体が変わることにより、先生方、教育関係者も変化に適応する必要があります。
4技能化が完了したら、次は中身の勝負になる
4技能はゴールではありません。私たちはそもそもこの問題がどうして生じてきたのかという原点に立ち戻って、「本当のゴール」を見失わないようにしなければなりません。
あなたはどの4技能試験を受験しますか?
主な4技能試験の特徴を見てきましたが、同じ4技能試験といっても、試験によって随分性格が違います。それでは、どの試験を選んだらよいのでしょうか。
主な4技能試験と、国産有利なのはなぜ?
この記事では、主な4技能試験をご紹介します。その中で英検・TEAP・GTEC CBTは日本の団体が作成したテストであるため、日本の教育指導要領との整合性が意識されています。よって、新テストでもし外部試験が採用される場合は、国産の4技能試験が有利だと言われることが多いです。
4技能は皆賛成、でもどう測定する?
。4技能の力をつける際に重要となるのは「各技能」の現状のレベルを正確に測り、そのレベルに合った学習を続けることです。