IELTSリスニング対策:セクション3・4頻出設問タイプと解答のコツ

IELTSを受験する皆さん、試験対策は順調ですか?本記事では、リスニングに不安を感じている皆さんへIELTSのリスニングパートの対策法をご紹介します。

・セクション3・4の出題の流れ
・セクション3・4で頻出の「設問タイプ」と解答のコツ

について知りたい人は必見です!IELTSリスニングの特徴やセクション1・2について知りたい方は、まずはこちらの記事からご覧ください。

設問タイプ

IELTSリスニングテストで出される設問タイプは、以下の6つに分けられます。

①用紙・表・フローチャートを完成させる問題
②文・メモ・要約を完成させる問題
③工程・地図・図解に名称をつける問題
④短答式問題
⑤組み合わせ問題
⑥多項選択肢問題

セクション3

流れ

セクション3では、教育や勉強の場における2〜4人の会話を聞きます。話者は、学生のみの場合もあれば、先生と学生の場合もあります。会話のテーマは授業や課題、プロジェクトワークなど、勉強に関するものです。

出題されやすい「設問タイプ」2つ

②文・メモ・要約を完成させる問題
⑤組み合わせ問題

例題

⑤組み合わせ問題の例題を用意しました。

【音声】3人の生徒(自分たちのクラスの課題の多さに不満を言っている2人の生徒と、その不満に改善案を出す1人の生徒)の会話です。誰がどの意見に反対をしたかを聞き取ります。

解答のコツ

・音声が流れる前に、枠内の選択肢(ABC)と問題(ここでは27~30)を読んでおく
・音声を聞く際は、話される順番に着目する

設問(27~30)は音声の流れる順番に並んでおり、枠内の選択肢(ABC)はランダムに並んでいます。枠内の選択肢(ABC)の数と設問数(27~30)が異なることがあるので注意です。

音声を聞く際は、選択肢に執着しすぎず、全体の話の展開を追うようにしましょう。「これかな?」と思って選択した後に、本当の答えが話されたりする「引っ掛け」がある場合もあります。

セクション4

流れ

セクション4では、一本の講義が最後まで中断されることなく流れます。冒頭に、講義のテーマが伝えられ、全ての設問をチェックする時間があります。その後、講義を聞きながら設問31〜40の全10問に答えます。セクション1〜3のように、音声が前半と後半に分かれていないので注意しましょう。

出題されやすい「設問タイプ」2つ

②文・メモ・要約を完成させる問題
⑥多項選択肢問題

例題

⑥多項選択肢問題の例題を用意しました。この問題は選択肢の中から問題文の続きとして適切なものを選びます。

【音声】「世界の英語」についての講義。

Choose the correct letter, AB or C.  

40 The growth in English varieties means students should be

A focused on learning a native speaker’s form of English.
B conforming to one style of English.
C respected as individuals and not unsuccessful speakers of English.

例題は1問しか紹介しませんが、実際は3問〜6問ほど並んでいます。

解答のコツ

・音声が流れる前に、設問と選択肢のキーワードを確認する
音声を聞く際は、単語の言い換えに注意して聞く

正解の選択肢は、音声の内容を言い換えたものであることが多いので、単語の言い換えには要注意です。音声では、記載されているキーワードとまったく同じ表現ではなく、似たような表現で語られることが多いです。

まとめ

IELTSリスニングテストは設問のタイプに合わせて明確な対策法があります。実際のテストに全ての設問タイプが出題されるとは限りませんが、ぜひこの記事を参考にIELTSの勉強を進めていただければ幸いです。皆さんのIELTS受験を心から応援しています。

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