GTEC CBTへ向けて勉強中のみなさん、試験対策は順調に進んでいますか?
「GTEC CBT受験体験記Vol.3」では、4skillsのライターが実際に試験を受験した経験をもとに、1ヵ月で得点9割突破を目指すための試験対策として、自分に合った「効果的な試験対策の立て方」をご紹介します。
「試験対策スケジュールをどう立てたらいいか分からない」とお悩みの人はぜひ参考にしてください!
目次
受験体験記の流れ
Vol.1 | GTEC CBTの申し込み方法 |
Vol.2 | 自分の弱点を知る方法 |
Vol.3 | 効果的な試験対策の立て方 ←今回はココ |
Vol.4 | 会場の雰囲気・試験当日の注意点・技能別解答のコツ |
Vol.5 | スコア発表・スコア分析 |
1ヵ月で、9割突破を目指すには?
皆さんは試験で目標の点数を目指す際、どのように試験対策をしていますか?
試験勉強を始める時、「何から始めていいか分からない」なんて思った経験はありませんか。そのひとつの原因として、自分の力量を把握していないことが挙げられます。
効果的な試験対策を行うためにはまず、自分の「できること」と「できないこと」を明確に区別する必要があります。
そこで今回の受験体験記では、1ヵ月で9割突破を目指す試験対策として、「自分の弱点を知る方法」と「試験対策スケジュールを立てる方法」を以下の3つのステップに分けてお伝えします。
3つのステップは前回の「GTEC CBT受験体験記Vol2」と今回の「GTEC CBT受験体験記Vol3」に分けてご紹介しています。今回お伝えするのは、ステップ3の「試験対策スケジュールを立てる方法」です。
「自分の弱点を知る方法」を知りたい人はこちらからご覧ください。
3つのステップ
ステップ1:公式問題集を解く
ステップ2:自分の弱点(できないこと)を書き出す
>>「GTEC CBT受験体験記Vol3」:効果的な試験対策を立てる方法
ステップ3:1ヵ月の対策スケジュールを立てる
前回の弱点分析まとめ
弱点分析の結果
前回、問題集を解いて書き出した自分の弱点を簡単に以下にまとめました。
<弱点まとめ>
*時間配分が出来ていない
*後半での集中力の低下
*要点理解力
*語彙力不足
*ライティング力
*意見展開力
ステップ3:1ヵ月の試験対策スケジュールを立てる
上記の弱点をまとめた結果から、今回は大きく以下の4つを意識した試験対策を行います。
■ライティング・スピーキングで使えるテンプレートを覚えて、すぐ使える表現の幅を増やす
■とっさに自分の意見を考え論理的に述べられる意見展開力を鍛える
■パートごとの時間配分に慣れる
■語彙力を強化する
この対策と上記にあげた弱点との関係は、次の図のようになります。
弱点・対策 関係図
テンプレートを覚えて、表現の幅を増やす
表現の幅を増やすことは、解答時間を有効に使えるようになることで、スピーキングやライティングテストでのスコアアップに繋がります。
今回は当サイト「4skills」が提供する試験対策記事を参考に、スピーキング・ライティングで使えるテンプレートを覚えます。テンプレートを覚えておけば、本番は自分の意見を型に当てはめるだけなので、考え始める時間を短縮し、エッセイの中身やスピーキングで話す内容を広げることに大半の時間を当てられます。
ライティングですぐに使える接続表現のテンプレートと語句一覧まとめ
【GTEC CBTスピーキング対策】使えるテンプレートとフレーズをパート別に徹底解説!
【GTEC CBTライティング対策】パートごとの使えるフレーズと、解答のポイント
意見展開力を鍛える
スピーキングでの意見展開を上手く行うためには、「主張」「根拠」「論拠」をセットで考える練習が必要になります。そこで今回私は、オンライン英会話を活用して日常的な会話力だけではなく、スピーキング・ライティングテストで必要な自分の意見を論理的に述べる力を鍛えます!月10回受講を目標に学習します。
ベストティーチャーはスピーキングのレッスンに加えて、自分で英文を作成し講師に添削や指摘をしてもらえるライティングレッスンも備えているオンライン英会話です。通常のコースに加えて、GTEC CBTなどの試験対策コースなどでは実際の試験に出題する問題に近い内容の練習問題を使って試験対策をすることができるので、スピーキングやライティングに自信のない人にはオススメです!
時間配分に慣れる
集中力を保って、制限時間内に解答を終えるためには、実際の試験の時間配分に慣れることが必要不可欠です。
時間配分に慣れるためには、まずは各問題に掛けられる時間を把握し、実際に問題を解いて各時間配分に慣れる練習を行います。先ほど弱点を把握するために活用したGTEC CBTの公式問題集には2回分の問題が収録されているので、1週間に1技能受験を目標にします。
出典元:GTEC受験対策
実際の試験と同じ「形式・難易度」の問題が2回分収録されています。リスニングとスピーキングパートは付属のCD(WEB音源つき)を使って行います。また、問題例の解説も記載されているためGTEC CBTを受験する方に適した、ベネッセコーポレーション公式問題集です。
語彙力の強化
前回問題集を解いて、全体を通して自分の語彙力が乏しく感じました。語彙力はリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングのすべてのパートで得点を取るための重要な要素であると同時に、解答時間のスピードアップにも大きな効果があります。
そこで今回試験に必要な単語・語彙力を鍛えるために、旺文社が出版する「出る順パス単 英検準1級1850語」を活用します。GTEC CBTではCEFRでのA1〜C1レベルの英語が出題されるため、英検では3級〜1級レベルの英語力と同等と考えられます。今回は目標の得点を9割つまり、1260点とするため、CEFRでのB2レベルと同等である英検準1級で求められる英単語を網羅しようという考えです。毎日約109語〜125語のペースで目を通し、知らない単語があれば確実に覚えたいと思います。
単語の覚え方は英単語はこう覚える!効率的な4つの暗記法で英語4技能に強くなれを参照してください。
出る順パス単 英検準1級1850語
出典元:旺文社
1ヵ月の試験対策スケジュール
テンプレート | Skypeレッスン受講 | 公式問題集 | 英単語 | |
1週目 | メール文 | 3回 | リスニング | 501語 |
2週目 | グラフ要約 | 3回 | リーディング | 461語 |
3週目 | エッセイ | 2回 | ライティング | 449語 |
4週目 | 電話でメッセージを伝える | 2回 | スピーキング | 439語 |
<対策にかける平均時間/1日>
テンプレートを覚える:20分
ベストティーチャーレッスン受講(火・水・金): 30分
単語:50分 (毎日約109語〜125語)
問題集を解く:22〜60分
合計:2~2.5時間
最後に
いかがでしたか?「GTEC CBT受験体験記Vol3」では自分に合った「試験対策スケジュールを立てる方法」をご紹介しました。
1ヵ月で試験対策をするには今自分が「できないこと」を明確にし、効果的な対策法を考えて具体的な試験対策スケジュールを立てることが重要です。また、1ヵ月で目標の得点を目指すには努力も必要不可欠となります。試験まであまり時間がないけど「何から始めたらいいかわからない」と思っている人は、ぜひ自分の弱点を把握することから始めて、自分に合った効果的な試験対策を考えてみてください。
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