GTEC CBTを受験する皆さん、試験対策は順調ですか?本記事ではGTEC CBTのリスニングパート対策として
・先読みのコツ
・問題や質問の意図を理解するのに欠かせない5W1Hの解説
・頻繁に出題する地図説明問題の対策法
を紹介します!*試験概要は2018年8月時点のものです。
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目次
リスニングパート概要
所有時間:35分
問題数:40問
以下のような内容が流れます。
・英文を聞いて、全体の概要と要点を把握する問題
・与えられたタスクを行うために必要な情報を聞き取る問題
・会議や講義の論点を把握する問題
・話し手の意図や、話し手との関係性を把握する問題
リスニングパートの流れ
過去の4skillsのライターが実際にGTEC CBTを受験した受験談を参照すると、解答時間がとても少なくて、音声を全部聞いてから答えていては時間が足りないこともあるようです。なるべく問題の音声が流れている間に、解答できるように練習しておきましょう!
また、問題の音声は一度しか流れません。そのため、一度のリスニングで解答のヒントを聞き出す必要があります。
リスニングで求められる能力
GTEC CBTのリスニング問題では、実践的なコミュニケーション力が求められます。大学の講義や生徒の会話の場面などが頻繁に出題されます。
リスニングパート対策
その1:問題を先読みする
リスニング問題では、音声が流れる前の解答準備時間(無音時間)を使って、問題説明文と質問を先読みして、解答のヒントを見つけることができます。
早速、以下の問題例を使って先読みの練習をしてみましょう。
You are in a psychology class. Your professor is giving a lecture.
Q1:What is the lecture about?
□A ——–
□B ——–
□C ——–
□D ——–
Q2:Why does the professor talk about his own experience?
□A ——–
□B ——–
□C ——–
□D ——–
【問題例訳】
問題説明文:あなたは心理学の講義を受けています。
質問1:講義の内容は何についてですか。
質問2:教授はなぜ彼の経験談について話していますか。
先読みのコツ
問題先読みのコツは、すべてしっかり読むのではなく、解答のヒントを見つけることです。
上記の問題説明文の場合、”a psychology class” と”a lecture” の部分に注目します。これらのヒントから、これから流れる音声が「心理学の講義」に関してだと予想することができます。次に質問の内容に目を通します。
質問を先読みする際は、なるべくすべてに目を通して何を問われているかを理解しましょう。先読みして問題内容と質問事項を頭に入れておくことで、音声を聞きながら解答を考えることができます。
GTEC CBTのリスニング問題では、1~2分以内の短い問題もあれば、約5分の比較的長い音声を聞く問題もあります。リスニングの内容すべてを聞き取ろうとすると、解答に重要なフレーズを聞き逃したり、試験後半での集中力の低下などにつながります。ですので、リスニング問題では「先読み」で問題のヒントを得て、リスニング中に解答できるようになりましょう!
その2:5W1Hを理解する
5W1Hとは、”When/Where/Who/What/Why/How”の6つの要素の頭文字を取って略したものです。5W1Hは、言いたいことを伝える場面や、相手の話していること(伝えたいこと)を理解する時にとても役立ちます。そのため、5W1Hに気をつけることは、「問題の音声を理解する」「質問を理解して答える」ことが求められるリスニングパートでとても重要です。
5W1Hの解説
5W1Hとは……
①When(いつ)=「時間・日時・期限・順番・タイミング」
②Where(どこで)=「場合・場所・位置・場面・販売ルート」
③Who(誰が)=「人物・友人・先生・知り合い
④What(何を)=「物・事・内容・テーマ・宿題・講義・問題・コンセプト・ベネフィット・期限・色」
⑤Why(なぜ)=「理由・原因・本質・背景・ゴール」
⑥How(どのように)=「手段・方法・状態・段取り」
例えば以下の質問例は、どの5W1Hの何を問われていますか?
—–Q When is your homework due?
この質問の5W1Hは”When”です。
上記の質問の場合、文の中に”due(期限)”の単語があるため、この際の”When”は「期限」と考えることができます。結果、これは「課題の期限」について問われている事がわかります。
では、他の5W1Hの質問例も見て見ましょう。
—–Q What is the message about?
この質問での5W1Hは”What”ですよね。”What is it about?”で「それは何についてですか?」を意味するため、この質問では「メッセージの内容」について問われているとわかります。
このように5W1Hを意識して、問われていることをすばやくつかむことがリスニングパート攻略のコツとなります!
その3:出題問題の対策をする
地図説明問題
地図説明問題を攻略するコツは、道順をイメージすることです。実際の試験では、下記のような上から見た図が出題されます。問題の音声の指示に従い、実際に道を進んでいることをイメージしながら地図を目で追ってください。イメージをすることで「自分の向かっている方向」「通っている道」「曲がる方向」を意識することができます。
では下記の問題例を参考に、問題を攻略するコツをつかみましょう。
You are at the library. You ask for directions to the museum.
音声:The museum? Okay, so as you are going out of this building, walk right along the street and then make a right turn onto Texas Street. Then, you will go down the street, and at the first intersection, you will make a left. And…uh…if you go straight up the street, you will get to the museum. It’s the second building on your left side.
【問題例訳】
問題説明文:あなたは図書館にいます。博物館までの道順を教えてもらいます。
音声:博物館?そうね、ここを出て、通りを右方向に向かって歩いたら、右に曲がってテキサスストリートへ行ってください。そうしたら、その道をそのまま進んで、最初の交差点で、左へ曲がってください。そして、ええっと、その道をまっすぐ行ったら、博物館に着きますよ。博物館は左側にある二番目の建物です。
Q1 Where is the museum? (博物館はどこですか?)
□A.
□B.
□C.
□D.
The answer is D.
地図説明問題の対策法
地図説明問題ではまず、解答準備時間を使って、問題文と質問を読み、地図の絵に目を通します。この際、自分の居場所と目的地を把握します。
次に問題の音声が流れます。音声の内容に従って、頭で想像しながら道を進んでください。
音声の”as you are going out of here”で建物の外にでる想像をします。
次に、”walk right along the street and then make a right turn onto Texas Street.”の音声で、右方向に進み、テキサスストリートで右に曲がります。
“Then, you will go down the street, and at the first intersection, you will make a left.”の音声で、進行方向に進み、最初の交差点で左に曲がります。
最後に、”And…uh…if you go straight up the street, you will get to the museum. It’s the second building on your left side”で、道を真っ直ぐ行くと、博物館に着きます。最後の音声で、博物館は左側の二番目にある建物(D)だとわかります。
このように音声の指示を頼りに、進む順路を頭でイメージすることが地図問題解答のコツとなります!
海外の地図の「ストリート表現」に慣れていない人は、地図問題で混乱してしまう場合もあります。そんな人は練習問題を使って、イメージトレーニングをしておきましょう!
まとめ
GTEC CBTのリスニングパートでは、問題の要点を音声を聞きながら理解する能力が求められます。そのためにも試験前には「問題を先読みする」「5W1Hを理解する」「出題問題に慣れる」練習をしておきましょう。皆さんのGTEC CBT受験を心より応援しています!
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