近畿大学は5月21日、2019年度推薦入学試験(一般公募)において2016年度入試から国際学部で先行導入していた英語の「外部試験利用制度」を文系全学部*に導入することを発表しました。
「外部試験利用制度」とは、民間検定試験の資格・スコアを、「外国語」の得点にみなして換算する制度です。なお、「外部試験利用制度」を利用する場合でも、「外国語」を受験する必要があり、合否判定には得点の高い方が採用されます。
近畿大学が本制度を文系全学部に新しく導入することに至った背景には、2016年度入試より先行導入していた本制度を利用し入学した国際学部1期生が優秀な成績を収めていることが、今回の導入決定に至ったとしています。
2020年度から大学入試センター試験に代わり実施される「大学入学共通テスト(新テスト)」の英語では、「読む・書く・聞く・話す」を測定するために英語民間4技能試験の活用が予定されています。近畿大学は、 『今回導入する「外部試験利用制度」により、高校在学中の英語民間検定試験への取り組みを評価し、英語4技能と本学の「英語」試験の2技能の多面的な観点から受験生の英語力を測る』 としています。
* 法学部、経済学部、経営学部、文芸学部(文学科日本文学専攻を除く)、総合社会学部、国際学部
以下、2019年度入試、「外部試験利用制度」の詳細です。
【外部試験利用制度の詳細】
対象入試制度:推薦入試(一般公募)
入試日程 :平成30年(2018年)11月17日(土)・18日(日)
平成30年(2018年)12月1日(土)・2日(日)
対象学部 :法学部、経済学部、経営学部、文芸学部(文学科日本文学専攻を除く)、総合社会学部、国際学部
対象判定方式:スタンダード方式、高得点科目重視方式
出典元:近畿大学入試情報サイト
出典元:近畿大学