英検が海外留学における英語力の証明書として利用できることを知っていますか？海外の高校や大学への留学には、さまざまな英語資格・試験（TOEFL、IELTS、ケンブリッジ英検等）を活用することができますが、実は英検を活用しても海外の高校や4年制大学、短期大学、大学院に留学することができます。
本記事では、英検留学に関する情報を紹介します。
目次
英検®︎留学とは
英検留学とは、英検のスコアを英語力の証明として利用して海外の教育機関に留学することです。英検は、2004年から留学に必要な語学力の証明試験として認められ、現在、アメリカ・オーストラリア・カナダなど、400を超える大学・カレッジが英検留学を受け入れています。
取得級の目安
アメリカ留学では、以下の級が留学に必要とされています。
| 大学院 | 4年制大学 | 2年制大学・ESL |
|---|---|---|
| 1級 | 準1級 | 2級A |
2級Aとは？
2級の中でも、高スコア合格者に付与される海外留学用の語学力証明として、多くの大学やカレッジが採用しているスコアです。
2級Aの有資格者確認が必要な場合
2015年度に1次試験・2次試験ともに合格された方
2015年度に1次試験、2016年度に2次試験に合格された方
→旧基準（1次試験正答率が75%程度以上であれば2級A）で判定。
詳細は英検留学情報センターにお問い合わせください。
有資格者確認が必要でない場合
2016年度以降に受験、合格された方
→新基準（4技能合計のCSEスコアが2150点以上であれば2級A）で判定。ご自身で確認可能です。お問い合わせの必要はありません。
英検®︎で留学できる大学・カレッジ・高校
アメリカ
| 1級 | メンローカレッジ、デラウェア大学、ウィスコンシン大学 etc. |
|---|---|
| 準1級 | アーカンソー州立大学、ウエストジョージア大学、ハワイ・パシフィック大学 etc. |
| 2級A | ディアンザカレッジ、グロスモントカレッジ、テネシー工科大学 etc. |
| 2級 | カレッジオブザキャニオンズ、グレンデールコミュニティカレッジ etc. |
その他41校一覧は日本英語検定協会のWEBサイトをご覧ください。
オーストラリア
| 1級 | マッコリー大学 |
|---|---|
| 準1級 | サンシャインコースト大学、カーティンカレッジ etc. |
| 2級A | クイーンズランド州教育省、バクスターインスティテュート etc. |
| 準2級 | 南オーストラリア州政府機関 etc. |
その他27校一覧は日本英語検定協会のWEBサイトをご覧ください
カナダ
| 1級 | フレーザーバレー大学、トンプソンリバーズ大学 etc. |
|---|---|
| 準1級 | アルゴマ大学、プリンスエドワードアイランド大学 etc. |
| 2級A | フレイザーインターナショナルカレッジ、マニトバインターナショナルカレッジ etc. |
その他4校、ニュージーランド・チェコ校一覧は日本英語検定協会のWEBサイトをご覧ください
スコアレポート発行の手続き
留学予定の教育機関に英検留学情報センターからスコアレポートを送るため、発送の申し込みをする必要があります。
発送手数料2,200円がかかります。
最後に
英検を活用して、海外留学ができることを初めて知った方もいるのではないでしょうか。留学に英検が活用できることは、まだあまり認知されていませんが、英検は中学や高校で受けることも多く、英語学習の入り口としても利用されているため、比較的勉強しやすい試験です。中学や高校の英語学習の延長が海外留学に活かせるので、ぜひみなさんも英検留学を考えてみてはいかがでしょうか。
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※英検®は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
