2020年度から大学入試センター試験が「大学入学共通テスト」に移行し、英語の民間試験が併用されるようになります。共通テストの一環として英検®️を受験する場合は「新方式の英検®️」を受けなければなりません。
2019年度の新方式の英検®️は「英検CBT®️」と「英検2020 1 day S-CBT®️(高校2年生限定)」の2種類が実施され、「英検2020 2 days S-Interview®️(以下S-Interview)」は実施しない方向となっていました。
英検CBT®️
コンピュータで受験、スピーキングは吹き込み式
英検2020 1 day S-CBT®️
2019年度に限りライティング以外はコンピュータで受験、ライティングのみ手書き、スピーキングは吹き込み式
S-Interview
すべて手書き、スピーキングは試験官と対面式
この度、日本英語検定協会から2020年度に実施される「新方式の英検®️」の詳細が発表されたので、本記事でわかりやすくまとめました。
2020年度「新方式の英検®️」決定事項
・引き続き「英検CBT®️」と「英検2020 1 day S-CBT®️」の2種類を中心に実施する。
・上記2つのCBT方式での受験が難しい受験者(吃音、点字やテロップ、筆談などの合理的配慮が必要な方)に対しては「S-Interview」を実施する。
・「S-Interview」は従来の英検®️と同様、全国約400の公開会場の内、特別措置に適した会場で実施する。CBT用の英検®️テストセンターは使えない。
・「S-Interview」の試験日は従来型の英検®️と同様の日程とする。
つまり、障がい等の理由でコンピュータを使った回答や、吹き込み式スピーキング試験の実施が難しい受験生のみ合理的配慮として「S-Interview」の受験ができるということです。合理的配慮が必要ない方は、2019年度に引き続きCBT式で受験します。
詳細は公益財団法人 日本英語検定協会からのお知らせをご覧ください。
※英検®、英検CBT®、英検2020 1 day S-CBT®️、英検2020 2 days S-Interview®️は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。