TEAPで最も難しいとされるライティングは、2つのパートの分かれています。Task A課題文の要約の攻略記事に続き、本記事ではTEAP対策スクールのベストティーチャーが考えるTask Bエッセイ攻略をご紹介します。
目次
Writing Task B エッセイとは
サンプル問題と同じ形式が本番で出るとは限りませんが、2つの図表と2つの文章を見て、論点を要約した上で自分の考えを200語程度で書く問題になります。
ライティング2問で70分与えられているため、Task A課題文の要約を20分で解き終えたら、Task Bエッセイは50分残っています。解法を知らなければ手も足も出ませんが、解法方法とテンプレートを知っていれば50分あれば余裕で解き終えることができます。
問題分析
グラフ×2
1つのグラフは棒グラフの推移で、大抵右肩下がりです。何か問題があるからこそ、みんなで議論する必要があるからですね。もう1つのグラフは円グラフで、直近年度の割合を示していることが多いです。
文章×2
1つの文章は、当事者や専門家の意見がまとめられています。もう1つの文章は、新聞に対する投書が多いです。両文章とも、2つの意見と根拠+具体例が挙げられています。
エッセイのテンプレート
1段落目:2つの図表が表していることをまとめる
1段落目では、2つの図表から読み取れることをまとめます。具体的な数字を出しながら、その図表から読み取れることをまとめます。主に左側の右肩下がりのグラフについて言及すれば大丈夫です。
Some people are concerned about ・・・.
2、3段落目:それぞれ1つ目、2つ目の文章を要約する
2つの図表が指し示しているものがなんらかの社会問題だとすると、それに対する解決策が1つ目、2つ目の文章に記載されていますので、それを要約します。ここは英文をそのまま転記したくなりますが、長すぎると要約されていないと取られてしまう可能性が高いです。ポイントだけ自分の言葉で英文をまとめましょう。
×× has two suggestions. First, ×× suggests that A should ・・・. Second, ×× suggests that A should ・・・.
×× has two suggestions. First, ×× suggests that B should ・・・. Second, ×× suggests that B should ・・・.
4段落目:自分の意見を書く
1段落目で論点を整理して、2段落目、3段落目でそれに対する意見を要約したら、4段落目で自分の立場を明確にして、それをサポートする理由や例示を記載します。ここで大切なのは、自分の意見とその理由の一貫性です。どこまでサポートする例示をたくさん書くかは難しいですが、試験は時間との戦いなので、さらっと1行ぐらいで書くのが適切だと思います。もちろん、1つ目または2つ目の文章の意見と同じであっても構いません。
In my opinion, ・・・.
文章構成はこの4段論法でいこう
まとめると、1段落目で図表のまとめ、2段落目・3段落目は文章の要約、4段落目は自分の意見とその理由を書きましょう。この文章構成を守っていれば、自然と一貫性のある英文が書けます。
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