【IELTS受験体験記5】2回目スコア発表!対策の結果7.0達成したか?

「IELTS受験体験記シリーズ」では、4skillsライターがIELTSを2回受験して「短期間で目標スコアに達するためにはどんな勉強をすれば良いのか?」をテーマにリアルな声をお伝えしています。第4回目の今回はついに2回目の結果発表です。

記事
はじめに
結果発表・分析・試験対策計画
対策1ヵ月目・反省点・現状報告
対策2ヵ月目・反省点・現状報告
 結果発表・分析 ← 今回はここ!
 まとめ

Overallスコア結果発表

それでは結果をみていきましょう。まずはオーバーオールスコアを公開します!

第1回目のオーバーオールスコアは6.5でした。今回の目標は7.0ですが果たして結果は?

ドキドキ……..

……..

……..

……..

ジャンッ!

 (スコアの見方についてはIELTSスコアシート詳細解説をご覧ください!)

アレ〜〜〜〜?前回と変わってない!!!!!!!

全体的に前回の試験よりはできたつもりでいたのですが、4技能の平均点となるとやはり簡単にはスコアアップにつながらないのでしょうか。かなりショック……しかし試験は復習が大事、ということで落ち着いて試験内容を振り返りながら4技能それぞれのバンドスコアをみていきたいと思います(涙)

試験の振り返り

Listening

前回7.5をとっていたので心配ないかと思いきや、朝1番ということもあってか妙に緊張してしまいました。ところどころで聞き逃して問題に追いつけなくなるところもありました。特に選択肢を選ぶ問題で悩むことが多かったです。

少し自信がない問題が4問、聞き取れずに勘で解答したのが3問くらいです。正解数とバンドスコアの換算は次の通りなので、なんとか7.5取れたかな?という感触でした。

換算バンドスコア40問中の正解数
516
623
730
835

IELTSのリスニングは単語を記入する穴埋め問題が出題されるのですが、試験が終了して問題冊子が回収される間にまさかのスペルミスを発見!これは悔しかったです。自信のない問題だけでなく、全問題を見直しするべきでした。

実際のスコア

目標7.5のリスニングですが、結果はなんと7.0……前回よりも下がってしまいました。

上の換算表と照らし合わせてみると、どうやら10問も間違えてしまったようです。最後に発見したスペルミスのように、解けたと思っていてもミスをしている問題があったのかもしれません。

反省点

今回スコアを落としてしまった一番の原因は問題解答の精度が低かったことです。

音声自体はよく理解しながら聞くことができたのですが、難易度の高い単語を聞き逃してしまったり、問題で問われている部分を聞き逃していたりと、問題を解くためのリスニングができていませんでした

対策期間の後半に、問題を解く頻度を減らして音読やシャドーイングに力を入れたことがここでは裏目に出てしまいました。試験でしっかりとスコアを出すには、リスニング問題を解いて対策するべきでした。

Reading

IELTS リーディングの一番の課題は「時間内にすべての問題を余裕を持って解き終える」ことでした。2カ月間の対策の甲斐あって、今回の受験では時間内に問題を解き終わるだけでなく、10分ほど見直しの時間を確保することもできました!

パッセージ2の正誤を判断する問題ではかなり悩みましたが、全体としては自信を持って解答できたと思います。正解数とバンドスコアの換算は次の通りなので「7.5いけたんじゃないかな?」という感触でした。

換算バンドスコア40問中の正解数
515
623
730
835
実際のスコア

目標は7.5と決めていました。結果は7.5!目標達成です!やった〜!

上の換算表と照らし合わせると7問くらい間違えた計算になります。見直しをしたときに8問ほど自信のない解答があったので、手応え通りの結果と言えそうです。ひとまず安心しました。

スコアアップできた勝因

IELTSリーディングは、3つのパッセージに対し合計40問の問題が出題されます。問題形式には11のパターンがあってそれぞれの解答プロセスを身につけて素早く解答することが重要です。2ヵ月の対策を通して自分が苦手な問題形式と得意な問題形式を把握できていたので、苦手なものは後回しにして、得意なものから解いていくなどのように臨機応変に対応することで試験時間を有効に使うことができました。

Writing

前回の受験ではTask2を書く時間がなくなってしまったので、今回は配点が2倍であるTask2から先に取り組みました。

「テーマに対する問題点とその解決策を論じる」という問題でしたが、対策してきたエッセイライティングのテンプレートを用いることで文字数や構成に悩むことなく内容に集中して最後まで書き上げることができました!

Task1は「表の描写問題」が出題されましたのですが、ここで問題が!Task2を書き過ぎるあまり今度はTask1を解く時間が足りなくなってしまったのです。結局Task1は最後の15分で全体の要約と簡単な内容描写をするだけで終わってしまいました。

全体としては時間が足りなかったのですが、前回の受験と比べるとTask2の内容をかなり深めることができたのでどうにかスコアアップしてるのでは?という淡い手応えを感じつつ試験終了です。

実際のスコア

目標スコアは6.0だったライティング。結果は5.5でした。

スコアは上がっているものの、目標達成には至りませんでした(悔)。Task2をしっかり書けた手応えがあった分悔しいですが、スコアを1.0上げるのはやはり難しいんだなと痛感しています。

スコアアップできた勝因

今回はエッセイライティングのテンプレートを用いた対策が功を奏し、論理立てて書くことができました。不安要素であった250語という字数制限も、あらかじめ段落ごとに書く行数を決めていたことで、気を取られることなく書き進めることができました。

また前回の記事でご紹介したような、アイデアカードにエッセイに書くアイデアをあらかじめストックしておくという対策も、直接ではないですが書くべき内容を考える際に役立ちました!対策したテーマと全く同じテーマが出題されなくても、視点や切り口を応用することで素早くエッセイの内容を決定することができるので、アイデアカードおすすめですよ!

Task2の採点基準は次の通りなので、特に首尾一貫性タスク対応力という点ではスコアを稼げたのではないかなと思っています。

Task2の採点基準
タスク対応力
首尾一貫性と繋がり
豊富な語彙
文法知識と正確な運用
反省点

全体の時間配分Task1のグラフ描写力です。Task1の採点基準のうち「タスクを達成する力」という部分で大きく失敗してしまったと思います。2カ月の対策でグラフの変化を表す語彙などテクニック的な部分もしっかり対策しておくべきでした。

Task1の採点基準
タスクを達成する力
首尾一貫性と繋がり
豊富な語彙
文法知識と正確な運用

Speaking

IELTSスピーキングは4技能の中でも1番の苦手分野でした。出題されるテーマが多岐に渡っていて、下手したら答える内容が全く浮かばなかったこともあるので超緊張しました。

パート1から3までを通して、前回の受験よりは何をどう答えるべきかわかった上で答えることができました。しかし、それでも喋っているうちに着地点がわからなくなることが多く、手応えはあまり感じなかったです。

実際のスコア

6.0を目指していたスピーキング。結果は5.5。変化なしでした。

詳しい採点結果はわからないですが、下の採点基準と照らすと「語彙の豊富さ」や「流暢さ」でスコアを大きく落としているような気がします。

スピーキングの採点基準
流暢で、筋が通っているか
語彙は豊富か
文法は正確か
発音
できた点

オンライン英会話のベストティーチャーで模擬練習を繰り返した甲斐あって、パート2のスピーチは良くできたと思います。

反省点

できなかったのは、同じような言い回しを繰り返し使ってしまった点です。もっと表現豊かに話すことができれば面接官への印象もスコアも良くなったのではないかなと思います。

今回の対策ではリーディングやリスニング関連の語彙にばかり力を入れてしまったのが大きな反省点です。

まとめ

ということで、全てのスコアはこの通りです!

 1回目受験 目標スコア 2回目受験結果
Listening7.57.57.0
Reading7.07.57.5
Writing5.06.05.5
Speaking5.56.05.5
Overall6.5 7.06.5

合計スコアでみると前回より上がっているんですが、オーバーオールスコアは4技能の平均点ですから、そう簡単には上がってくれませんね……。前回よりできたと思った手応えがオーバーオールスコアに反映されず悔しいですが、技能別にみると上がっているの点は良かったです。

今回の受験はここで一旦終了ですが、今後もIELTSにはチャレンジしていきたいと思います!

次回はついに最終回!↓

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