英語ネイティブの発音を手に入れる!5つのコツと4つの練習法

英語の発音をよくしたいけれど、どうやって練習すればいいのかわからない!と悩んでいる人はいませんか?本記事では英語の発音をよくする4つの勉強法や、発音を勉強する前に知ってほしいことをご紹介していきます。

また、4skillsを運営するオンライン英会話ベストティーチャーでは、スピーキングレッスンで外国人講師に発音をチェックしてもらえます。とことんやりたい!という方には、「Lの発音を練習してみよう」や「二重母音・Rが入る音を練習してみよう」など発音に特化したレッスンがおすすめです。

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なぜ発音を勉強するべきなの?

日本語と英語は言語の性質が全くちがいます。発声方法、音のバリュエーション、言葉と言葉の連結のしかたなど英語には英語ならではの特徴があり、英語の話法をマスターするには、訓練するしかありません。

日本語の「音」の数が70個くらいに対して、英語の「音」は500個くらいあり、日本語話者は英語話者に比べて認識できる「音」の数が圧倒的に少ないのです。知らない音は発音することができないので、日本語話者は何もしなければ英語話者の約1/7ほどの「音」しか発音できないことになります。では、どうしたら音の世界を広げることができるのでしょうか。

スピーキングとリスニングが効率よく伸ばすには、以下の流れが必要です。
①発音の勉強をして、英語特有の音を認識する
②英語の音を徐々に聞き取れるようにする
③スピーキング時にも英語の音を正しく発音できるようになる
まずは、自分の口で発音練習を繰り返して音の記憶を増やし、それをヒアリングで鍛え、次いでスピーキングで磨きをかける、という順番で、リスニングとスピーキングの力を相乗的に伸ばしていくのです。

発音の練習をする前に!

「よしっ発音がよくないとスピーキングもリスニングも上達しないなら、発音の勉強をしよう!まずは、どの音から練習すればいいの?」と思った人は、ちょっとお待ちください!発音の勉強をする前に知っておいて欲しいことが3つあります。

1.発音記号を覚えるメリット

発音といえば「æ 」「 ʌ 」「 ǝ 」などの発音記号を知っておくべき?と思う人もいるのではないでしょうか。結論からいうと、発音記号は知っておくに越したことはない思います。

発音記号は一見難しそうに見えますが、記号の数は全部で40個以上で、半分以上は通常のアルファベットと同じ読み方をするので、新たに覚えなければならない記号は実質20個ほどです。20個なら、1日1個覚えれば数週間でマスターできますし、それ以上のメリットがあるといえるでしょう。発音記号を覚えることのメリットは、以下の2つです。

メリット① 単語集を使って勉強する際に、発音を一緒に覚えられる

ほとんどの単語帳には、英単語の横に発音記号が書いてあります。発音記号を知っておけば、単語を覚えるときに発音もしっかりと覚えられます。また、英単語はつづりで覚えるだけではなく、音で覚えたり、ビジュアル化して覚えると効率よく覚えられます。

メリット② 正しい発音はリスニング力アップに繋がる

たとえばvitaminという単語をローマ字読みで「ビタミン」と読んで覚えていませんか。vitaminは発音記号でváitəminとなり「ヴァイタミン」と発音します。いくらvitaminの意味を覚えていても、リスニングで「ヴァイタミン」が聴き取れなかったらもったいないですよね。このように、発音記号をしっかり理解しておけば、単語を覚える際に正しい発音も同時に習得でき、リスニング力向上に繋がります

2.日本人が苦手な発音

日本人が苦手な発音の代表が“r”と“l”、“v”と“b”、“th”です。これらの音は日本語にはないので、意識して発音するように心がけないと身につきません。たとえば「ライス(米)」という単語を言う際、rの発音を意識しないと、rice(米)ではなくlice(シラミ)と聞こえてしまいます。もちろん話の前後関係から、riceとliceを取り違える人はいないと思いますが、発音に違和感を感じる人はいるでしょう。

3.顔の筋トレ

顔の筋トレ

え?英語を勉強するのに、なんで筋トレが必要なの?と思いますよね。理由は、日本語を話すときと英語を話すときでは使う顔の筋肉が違うからです。英語を話すときは、日本語を話すときよりも顔(口や頬)の筋肉を使います。「英語口」を作るために、口を縦に大きく開けて”Apple!”横に大きく開けて”Easy!”など、顔の筋肉を動かすトレーニングをしてみてください。

4.大きな声で発音する

日本語は必ず母音を含む有声音だけでできていますので音がはっきりしていて、コソコソ話しても通じる言語です。ところが、母音を含まない響きの弱い無声音をたくさん含む英語は、大きな声で発音しないと通じない言語です。ですから、日本人が日本語を話すように英語を話すと、聞き取ってもらえないことがしばしばあります。腹の底から声をだす(いわゆる、腹式呼吸)ことを意識するだけで、びっくりするぐらい英語が通じるようになります。私はシャイだからとは言わず、伝えたいなら思いっきり大きな声を出すことを心がけてください。

5.リズム感(アクセント、イントネーション)が大事

会話をする際、言葉の一音一音を正確に聞き取り、理解しているわけではなく、よく似た語彙を瞬時に聞き分け、意味をとらえています。そのヒントとなるのが、単語の場合は発音の違いやアクセントであり、文章の場合はイントネーション(抑揚)や文章全体のリズムです。

英語話者からすると、日本語は抑揚や強弱が少なく、平坦な口調に聞こえるそうです。日本語の話し方のままで英語を話すと、平坦でリズム感のない、何が言いたいのかよくわからない話し方だと捉えられてしまいます。英語は、抑揚や強弱、リズムの力で意味を伝えようとする言語なので、英語特有のリズムを常に意識するようにしましょう。リズム感を意識するのとしないのでは、英語の上達には雲泥の差が出ます。

発音が効果的に上達する4つの方法

いよいよ発音の練習をしていきましょう!効率よく発音をよくしていくための4つの方法を紹介します。

1.単語→文章の順で発音する

まずは、読みたい文の中で正しく発音ができない(=読めない)単語をピックアップして練習しましょう。すべての単語の読み方がわかったら、今度は文全体をイントネーションを意識しながら、スムーズに発音できるようにしましょう。単語と単語をつなげて発音するリンキング(リエゾン)や、音が脱落したり弱化するリダクション、語尾の子音が消失するウィーキングなどを意識しましょう。以下の文で練習してみてください。

You should eat oranges in winter because they are rich in vitamin C.

慣れてきたら、文章内でどこを強調して伝えたいかを意識して、リズムや声の大きさにも気をつけて読むようにしましょう。

2.ひたすら真似る

皆さんも、幼少期は大人の言葉を聞いて真似したところから言葉(日本語)を覚えていったと思います。ですので、ネイティブの会話を真似することで、自然な発音や、英語特有のリンキング(リエゾン)、リダクション、フラッピングなどを学べます。Youtubeで好きな英語の動画の真似することから初めてもいいですね。

3.自分の発音を録音して聞いてみる

自分ではネイティブの真似をして発音をしているつもりでも、実際どのように発音できているかはわからないですよね。そんな時は、自分の声を録音して聞いてみましょう。自分の発音が客観的にわかり、本来の英語の発音と比較することができます。自分の声を聞くのは少し恥ずかしいかもしれませんが、自分の弱点を探るいい勉強になるかと思います。

4.オーバーラッピングで鍛える

オーバーラッピングは、英語の音声を聞きながらその英文を読み、音声と同時に発音する学習方法です。”Overlap(重ねる)” という語のとおり、音声のスピードや抑揚などをピッタリ重ねて発音するのが特徴です。スピードや抑揚、リズム感など英語スピーキングの全体的な流れ方に慣れることができます。自分の発音とネイティブの発音との細かなズレを認識し、より自然な発音に慣れることで、「これまで聞こえなかった音が聞こえるようになる」リスニング力向上への効果も期待できます。

まとめ

発音の大切さと勉強法は抑えられましたか?発音の練習の途中で意味を感じられず投げ出してしまう人もいるかもしれませんが、スピーキングとリスニングを伸ばすためには絶対にやるべきことです。根気よく続けてよい発音を手に入れることは、英語4技能試験対策に繋がりますよ!

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